/文頭へ/ICカード一覧/ホーム/サイトマップ/メール/ 2004年4月1日
yuiis web

Smart Card



交通系ICカード

最新ニュースはAritaさんのサイト "Smart Card World"でどうぞ。

 鉄道ICカード・バスICカードはJR東日本社内での10年以上にわたる 開発・実験、TRAMET(汎用電子乗車券技術研究組合)での開発・一般モニター実験などを経て、 鉄道サイバネティクス協議会にて規格化が図られ、 JICSAP 2.0仕様の高速コマンド対応非接触型ICカード仕様に取り入れられています。
 なお、日本の公共交通カード規格ではソニー"FeliCa"で対応されている 211kbpsの高速通信を採用しています(FeliCa仕様は国際標準規格ISO14443のType-Cとして 策定審議中です)。

本サービス
JR東日本「スイカ」(Suica)
カード種類:定期券・SFカード(共通規格・FeliCa)
 JR東日本が定期券とストアードフェアカード「イオカード」を非接触ICカード化する計画。 "Suica"の名称で実用化の予定で、2001年4月8日より7月8日まで 3か月間埼京線で一般モニター実験を行いました(結果は9月4日プレスリリース参照)。
 本格導入は2001年11月18日からとなり、初回10万枚限定で 記念Suicaイオカードを発売しました(窓口で販売)。Suica定期券・イオカードは Suica利用可能駅の窓口・カード自動販売機で販売しています。ご利用方法等については 下記JR東日本のWebサイトまたはSuicaご利用可能駅で配布されているパンフレットをご覧ください。
 2003年6月からはJR東日本のクレジットカード「ビューカード」とSuicaイオカードを 一体化する予定で、ユーシーカードとジェーシービーとの国際ブランド供与・業務委託提携により VISA・JCB両ブランドで発行する予定です。
 なお、JR東日本グループの東京モノレールでは2002年4月21日より「モノレールSuica」として 導入しており、JR埼京線と相互乗り入れしている東京臨海高速鉄道りんかい線でも 2002年12月1日より「りんかいSuica」として導入しています。
*両社はカードと定期券の発行のみ行っており、SFバリュー(イオカード相当の 電子乗車券データ)の発行はJR東日本が行っています。
 SuicaはソニーのFeliCaリーダーpasoriを利用してWindows PCからの履歴照会ができるようになりました。 pasoriはSony Styleえきねっとにて通信販売しています。またすでにEdy/eLIO用のpasoriをお持ちの方は http://www.sony.co.jp/Products/felica/よりSFCard Viewerをダウンロードしてご利用いただけます。

関連サイト

東京急行電鉄「せたまる」
カード種類:定期券・回数券(共通規格・FeliCa)
 東京都世田谷区の路面電車、東急世田谷線で2002年7月7日より導入されている ICカード式乗車券です。
 JR東日本のSuicaと同じ共通規格となっていますが、SFカードでなく 回数券方式となっており、定期券・回数券どちらも表面にリライト方式の印字を 行うようになっています。また、回数券は利用時間帯に応じたポイント制を採用し、 追加入金にあわせてポイント相当の利用可能金額が上乗せされるようになっています。

関連サイト

埼玉高速鉄道IC定期券
カード種類:定期券(共通規格・FeliCa)
 埼玉高速鉄道彩の国スタジアム線(赤羽岩淵−浦和美園)の線内専用定期券に ICカードを選ぶことができます。
バスICカード
カード種類:定期券・回数券(共通規格・FeliCa)
共通規格のバスICカードです。

山梨交通

 2000年2月28日より導入しています。2002年2月23日からは初のバスICカード一体型クレジットカード 「山梨交通OMCカード」(マスターカード)をオーエムシーカード(旧ダイエーオーエムシー)と 提携発行しています。

道北バス「Doカード」

カード種類:定期券・回数券(共通規格・FeliCa)
 1999年11月30日より導入しています。

北九州市交通局「ひまわりバスカード」

カード種類:定期券・回数券・一日乗車券(共通規格・FeliCa)
 2001年9月20日より導入しています。

長崎県共通バスカード「長崎スマートカード」

カード種類:回数券(共通規格・FeliCa)
 2002年1月21日より導入しています。初の共通バスICカードとなっています。

宮崎交通「宮交バスカ」

カード種類:定期券・回数券(共通規格・FeliCa)
その他の交通系ICカード

東急トランセ(東京・渋谷)

カード種類:回数券(FeliCa)
 渋谷駅と代官山駅の間を循環するミニバスの専用カードです。

豊田町営バス「ユーバス」(静岡)

カード種類:回数券
 豊田町のコミュニティバスバス「ユーバス」(1997年10月開業)の専用カードです。

福島交通「バスICカード」

カード種類:定期券・回数券(ISO14443 Type-A)
 2001年4月2日より導入しています。 *このカードは他社で使われているソニーFeliCa仕様ではなく、 海外で採用事例の多いISO14443 Type-A規格となっているようです。

瀬の川スカイレール(広島)

カード種類:定期券・優待パス(FeliCa)
 1998年より導入しています。
実験サービス
横須賀市・三浦市・葉山町 まちづくり総合カード実験(ISO14443 Type-B)
 経済産業省のIT CITYプロジェクトに基づき、横須賀市・近隣自治体と民間企業が 行政カードと交通系・金融系カードを1枚のICカードにしてサービスを行う実験をしています。 ダウンロード機能によりアプリケーションプログラムの追加・削除が可能で、 横須賀市のイベントの申し込み手続き・図書館利用と京浜急行バス(YRP周辺)の回数券カード機能に対応できます。 また、2002年10月より電子マネー機能MY−CASHと商店街ポイントプログラムに対応しています。
*このカードは他社で使われているソニーFeliCa仕様ではなく、 IT CITY統一仕様・国内行政系カード標準規格に採用されたISO14443 Type-B規格となっています。

関連サイト

杉並区商店街共通ポイントカード実験「マルチすぎなみカード」(ISO14443 Type-B)
 経済産業省のIT CITYプロジェクトに基づき、杉並区と商店街が導入した共通ICポイントカードに 京王バスの運行する杉並区コミュニティバス「すぎ丸」の回数券カード機能を加えたカードを1万枚限定で 配布しています。
*このカードは他社で使われているソニーFeliCa仕様ではなく、 IT CITY統一仕様・国内行政系カード標準規格に採用されたISO14443 Type-B規格となっています。

関連サイト

遠州鉄道「EG1.カード」実験
カード種類:定期券・回数券(共通規格・FeliCa)
 2002年3月1日より行っている鉄道・バス共通ICカードの実験です。

関連サイト

札幌総合情報センター「S.M.A.P.カード」実験
 札幌総合情報センターが札幌市営地下鉄東西線(南北線さっぽろ駅を含む)で 行っている非接触ICカード(ソニー"FeliCa"仕様)利用の電子乗車券実験。 ストアードフェアカードで地下鉄乗車と自販機での飲料購入が出来るシステムで、 現在一般モニター実験を行っています。
 また、NTTドコモ・ソニー・NTTデータの3社が「S.M.A.P.カードPLUS」により 電子乗車券サービスに携帯情報端末(PDA)でのチャージ・イベント電子チケット購入/利用サービスを追加した 「モバイルe-コマース実証実験」を行いました。
 2002年11月からは国土交通省が国際対応型の電子マネー(Mondex)との一体カード化を視野に 実験を進めており、総務省のプロジェクトとともに政府のe!プロジェクトに選ばれています。 この実験計画に基づき、2001年11月23日のJリーグ開催時にモニター実験を、 2002年5月よりオリエントコーポレーションの発行する非接触・接触両用ICマスターカードにて ストアードフェアカード「S.M.A.P.カード」と電子マネーMondexの両機能を利用可能として 一般モニター実験を行いました。

「S.M.A.P.カード」関連サイト

モバイルe-コマース実験関連サイト

TRAMET汎用電子乗車券実験
 東京都営地下鉄12号線(大江戸線・新宿−光が丘間)と都営バス新宿営業所で行われた 一般モニター実験です。非接触型ICカードに地下鉄定期券とTカード(地下鉄用 ストアードフェアカード・バス回数券カード)の機能をつけ、カードを自動改札や 料金機に通さずに乗車・乗り越し精算ができるシステムで実験を行いました。 また、地下鉄駅自動販売機での利用実験も行われました。
導入予定のサービス
JR西日本「イコカ」(ICOCA)
カード種類:定期券・SFカード(共通規格・FeliCa)
 JR西日本が定期券とストアードフェアカード「Jスルーカード」を非接触ICカード化する計画。 2003年中に近畿地区で導入する予定です。なおJR東日本・スルッとKANSAIとカード共通利用の 協議を行っています。

関連サイト

スルッとKANSAI・ICカードシステム
カード種類:SFカード・ポストペイカード(共通規格・FeliCa)
 関西の民間・公営の鉄道・バス共通カード「スルッとKANSAI」を非接触ICカード化する計画。 現在の「スルッとKANSAI」SFカード機能を全加盟社局共通のサービスとするほか、 導入会社によっては利用実績によって最も割安な運賃体系(定期等)で後払い可能な「ポストペイサービス」と 一般商店でのカード提示で運賃割引用ポイントが付与されるポイントカード機能を 追加します。なおカード残高不足時に自動的に銀行口座振替でチャージする機能に対応します。

関連サイト

↑このページの最初へ →ICカード情報のもくじへ →ホームへ


yuiis web ご利用にあたって
ご利用ガイドをお読みください。

logo http://homepage1.nifty.com/yuiis/ic/transit.html
Copyright (C) 2000-03 Yutaka Yoshida. All right reserved.